人的資本経営に関する基本的な考え方
HISグループでは、人財がHISの価値創造の源泉であると考え、
社員一人ひとりが働きがいを感じ、心躍る仕事ができる基盤づくりを進めています。
HISグループは、創業以来の歴史である「挑戦」こそが当社のアイデンティティであり、人財こそが価値創造の源泉であると考えています。
1980年の創業時、海外旅行がまだ高額で団体旅行が中心であった時代に、格安航空券による個人旅行市場を切り拓いたように、常識への挑戦が当社の成長を支えてきました。
この「挑戦心」を原点とし、一人ひとりが自分らしく挑戦し、働きがいを感じて心躍る仕事ができる基盤づくりを推進しています。
創業50周年にあたる2030年に向けたVisionの実現には、人財の力が不可欠です。当社が考える人的資本経営とは、従業員一人ひとりの挑戦と成長を通じて、世界中の人々に"「心躍る」を解き放つ"価値を届け、お客様や社会に選ばれ続ける企業を実現することです。
中期人財戦略
一人ひとりの「心躍る」を解き放ち、変革が巻き起こる基盤構築
変革期にある当社では、中期経営計画の達成に向けて、一人ひとりの挑戦と多様な価値観の掛け合わせによって変革を起こすべく、エンプロイーエクスペリエンスを「Always be a challenger 常に挑戦者であり続けよう」と位置づけました。従業員が安心して挑戦を楽しみ、成長できる職場環境の整備や各種人事施策を進めております。

主要KPI(FY2026)
働きがいのある会社である 全世界80%
人時生産性 1.6倍(FY2023比)
| FY2023 | FY2024 | FY2025 | FY2026目標 | |
|---|---|---|---|---|
| 働きがい指数 |
56.1% |
65.1% | 66.4% | 80.0% |
| 変革指数 | 1 | 1.2 | 1.3 | 1.6 |

| 施策 | KPI | |
|---|---|---|
| 採用 |
1.ネクストビジネスリーダーズ・ITデジタルコース採用
2.UD社員制度 |
1.27新卒募集開始
2.制度導入 |
| オンボーディング | HIS Group Philosophy 研修 |
中途入社時研修開始 |
| 配置 | Global Career Bridge Program |
第1回開始 |
| 育成 | HIS Business Academia |
バンド別・ 選抜型研修開始 |
| 評価・処遇 | 新バンド | 制度改定 |
人財開発・採用
人財育成方針

HIS Business Academia
~ 挑戦する力を養う ~
持続的な企業成長と、価値創造の源泉となる「人財の力」を高める支援として、全社教育体系制度「HIS Business Academia」の拡充を推進しています。本制度は、人事制度の等級制度「バンド」に連動し、各成長ステージで求められる期待役割に応じた能力開発を体系的に支援します。具体的には、ビジネススキル研修・役割転換時のマネジメント研修、コンプライアンス・リスクマネジメント研修など、さまざまな研
修を段階的に提供することで、一人ひとりの自律的なキャリア形成を促し、挑戦を形にする支援を通じて、組織全体のパフォーマンス向上と個人の成長実感がやりがいにつながる支援を図ってまいります。
具体的な取り組み
| タイトル | |
|---|---|
| コンサルタント資格制度 1.エグゼクティブコンサルタント 2.シニアコンサルタント |
1. 1名任命 2. 20名任命 |
| 20%プロジェクト公募 | 48プロジェクト96名参加 |
| ミライノジカン※1 | 3回開催 30名参加 |
| HIS Start-Up Program※2 | 1回開催 |
※1 ミライノジカン:経営陣とのタウンホールミーティング
※2 HIS Start-Up Program:新たなビジネスやサービスを創出
HIS Group Philosophy研修の拡大
~ 挑戦心を育む ~
一人ひとりがパーパス、バリュー、行動憲章、創業の精神から成る「HIS Group Philosophy」およびHISグループらしさへの理解・共感を深める取り組みを行っています。個人の価値観や志との重なりを発見する機会を創出すべく、Philosophy
研修の対象をグローバル拠点やグループ会社へも拡大し、グループ全体での浸透を図っています。
具体的な取り組み
・全世界スタッフへのフィロソフィー研修
IT・デジタル領域の採用強化
~ 未来を切り拓く挑戦者を募る ~
中期経営計画の根幹を支える、IT・デジタル領域の新卒採用・キャリア採用を実施しています。
2027年度 新卒採用では、アプリケーションエンジニア、インフラ・セキュリティエンジニア、 CX・AI・データ活用に関する募集を予定しています。
具体的な取り組み
新卒採用を対象とした夏の5Daysインターンシップの開催
テーマ①生成AIを用いたアプリケーション開発(プログラミング言語PHPを活用)
テーマ②グローバル セキュリティネットワーク構築
DEIB推進
DEIB推進方針
私たちHISグループは、「全員活躍」を実現し、世界中の人々に「" 心躍る」を解き放つ"価値の提供を行ってまいります。

女性活躍・両立支援・多様性の尊重
2019年には専任組織として「D&I推進室」を設置し、2023年にはさらに範囲を広げ、「DEIB推進室」に改編しDEIB推進に取り組んでいます。
経営に参画する女性社員を増やすために、女性管理職・役員比率拡大の数値目標を掲げ、代表取締役社長をリーダーとした、全国規模でのプロジェクトを立ち上げ、様々な取り組みを推進しています。
またジェンダーに関わらず、仕事と育児を両立できる働きやすい会社を目指し、男性育児休業取得率向上も目標に設定しています。
具体的な取り組み
・育休、産休者対象復職前座談会の実施
・育児短時間勤務制度等の多様な働き方の推進
・男性育児休業取得の推進
・配偶者の出産休暇の付与
・eラーニングにてアンコンシャスバイアス研修の実施
・事実婚、同性パートナーへの福利厚生制度の適用
数値目標及び実績
| FY2023 | FY2024 | FY2026目標 | FY2030目標 | |
|---|---|---|---|---|
| 女性管理職比率 | 14.0% | 17.5% | 20.0% | 30.0% |
| 女性役員比率 |
15.4% |
18.2% | 20.0% | 30.0% |
| 男性育児休業比率 | 65.6% | 70.0% | 80.0% | 100.0% |

HIS、ミキ・ツーリスト

HIS

様々な国籍の人財の活躍
具体的な取り組み
・ オフィスにおける礼拝室「Prayer Room(プレイヤールーム)」設置
・ 全世界マネージャー向け研修の実施
数値目標及び実績
| FY2024 | FY2026目標 | |
|---|---|---|
| Non-Japanese Manager比率 | 59.0% | 65.0% |
働きやすい職場づくり
社内環境整備方針
従業員が明るく元気に生き生きと挑戦し続けられるように、身体的安全性はもちろん、心理的安全性が確保された職場づくりを推進し、ワークエンゲージメントの向上を目指します。

多様な働き方の推進
具体的な取り組み
・在宅勤務
・在宅旅行コンサルタント制度
・副業制度
・育児短時間勤務および定年後再雇用時の短時間・短日数勤務制度
・退職者へのリ・エントリー(再雇用)制度
・海外同行休業制度
社員満足度調査
より働きがいのある会社を目指して、今後もスタッフ一人ひとりの声に真摯に耳を傾け、DEIBの推進、働きやすい職場づくり、人財の育成に取り組んでまいります。
数値目標及び実績
「働きがいのある会社である」と答えた割合
| FY2019 | FY2023 | FY2024 | FY2026目標 |
|---|---|---|---|
|
50.5% |
56.1% | 65.1% | 80% |
目標達成にむけ注力する課題
- 平均評価が低かった設問
- 働きがいへの相関性が高いが、全体の平均評価よ りも評価が低い設問
健康経営
健康経営宣言
1. 従業員は、「健康」への意識を高め、自身とその家族の健康保持・増進に取り組みます。
2. 会社は、従業員の健康管理・健康づくりを積極的に支援します。
3. 会社は、従業員の身体的かつ心理的安全性が確保された職場づくりを推進します。
4. 私たちHISグループは、心躍る価値の提供を通じて、世界中に笑顔の輪を広げていき、人々の健康と平和を促進します。

健康経営の推進
従業員の健康保持・増進のため、様々な指標を活用し、労働環境改善を図り、健康保険組合や産業医・産業保健師と連携して「健康経営」を推進しています。
具体的な取り組み
・衛生委員会の開催(全国)
・従業員向け健康相談窓口の設置
・ HIS独自の休暇制度(長期休暇・アニバーサリー休暇・永年勤続特別休暇)
・ 積立有給休暇制度(失効する年次有給休暇を積み立て、自身の傷病や不妊治療、骨髄ドナー入通院で会社を休む場合に使用できる休暇制度)の導入
数値目標及び実績
| FY2023 | FY2024 | FY2026目標 | |
|---|---|---|---|
| 有給休暇平均取得率 | 68.4% | 68.2% | 75.0% |
| 健康診断 二次検診受診率 | 45.0% | 45.0% | 70.0% |
| ストレスチェック受検率 | 60.5% | 64.6% | 70.0% |