Hybrid MICE「H.I.Spaceウェビナーサービス」提供開始

オンラインで有りながらオフラインのようなコミュニケーションを実現

2020/09/01

 株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都港区 代表取締役会長兼社長:澤田秀雄 以下、HIS)法人営業本部は、映像活用提案会社の株式会社サムシングファン(本社:大阪府大阪市 代表取締役:薮本直樹 以下、サムシングファン)とコミュニケーションツール開発のベンチャー企業、株式会社Shinonome(本社:東京都千代田区 代表取締役CEO:種市隼兵 以下、シノノメ)と連携し、法人企業にむけた“発信”・“浸透”・“コミュニケーションツール”に特化した、新しいHybrid MICEを目指した「H.I.Space(ハイスペース)ウェビナーサービス」を9月1日(火)より提供開始いたします。

 新型コロナウイルス拡大の影響に伴い、大人数を一堂に会する表彰式や会議・研修などのカンファレンス中止など、MICE需要は低下が避けられない状況が続いています。また一方でリモートワーク化が進み、セミナー等のオンライン化も急激に浸透し始めているものの、オンライン会議における操作ミスによる進行の妨げや、複数名の参加者同士でコミュニケーションを取る事がリモートであるがために難しい等への対応が求められ始めています。

 そのような環境下の中、HISは、法人企業をはじめとするMICE需要の回復を目指し、3社連携によるウィズ・コロナの配信特化型プラットフォームとして、「H.I.Spaceウェビナーサービス」を構築いたしました。

 サムシングファンとの共同開発により提供するWEBセミナーサービスは、動画、チャット機能、質疑応答機能を利用することで、ユーザーの要望に応じて最適なツールの組み合わせを1画面の中で行い、一目でわかる画面として配置することが可能です。“発信”はLIVE配信機能を使って動画や発言者の映像を多拠点LIVE配信・画面合成することで、視覚的なわかりやすさや雰囲気を得ることが出来ます。同時にスライド共有機能によりパワーポイントやワードの資料等を具体的に確認いただくことで、より“浸透”しやすい環境の実現を目指しました。
 また、このシステムは配信に特化したもので、会議システムにありがちな、参加者がミュートに出来ていないことによる話の中断、突然の参加者による全体への資料共有等は起きない設定となっております。

 

また、シノノメとの共同開発によって提供するコミュニケーションサービスは、オンライン上にいくつものテーブルを配置したバーチャルスペースを用意し、ユーザーが選んだテーブル席に着くと同じテーブルにいる人達とのみオンラインで繋がることが出来るシステムです。

 これまでのWEBセミナーでは実現が難しかった、リアルの懇親会などに近いコミュニケーションをとる事が出来、バーチャルの中でよりリアルを実感できるオンラインサービスの提供を目指しました。このチャットサービスは300名まで利用可能で、各テーブルは15名まで利用する事が出来ます。あるテーブルでの商談会を取りまとめようと考えた際には、権限者の承認による限定された参加者間でコミュニケーションを進行させることも可能です。

 

|Hybrid MICE「H.I.Spaceウェビナーサービス」概要
・ホームページURL:https://www.his-j.com/corp/organization/hispace/webinar_communication/
・インストールなどの煩雑な手続き不要、ページにアクセスするだけで参加可能
・動画配信を中心に、スライドやチャット、質疑応答機能などを1画面に配置することで、一目でわかる画面構成
・多拠点LIVE配信・画面合成により臨場感あふれる演出を提供
・コミュニケーションサービスでは、まるでリアルの場にいるかのようなコミュニケーションが可能
・希望する任意の人々で集まってテーブルを囲んだグループセッションが可能
・テーブルを自由に移動する事が出来、様々な人とのコミュニケーションを図れる
・テーブルにロックを掛ける事も可能なので、大事な商談などでも利用可能

 

 社員総会・内定式・講演会・研修をはじめ、様々なコミュニケーションを支援できるサービスとして、「配信特化型プラットフォーム」と「ビデオ会議システム」をそれぞれの目的に応じてご利用いただけます。

 HISは、これまで実際に国内外のMICEを取扱ってきた現場での経験を活かし、オンラインで有りながらオフラインのような臨場感、コミュニケーションを実現するHybrid MICEのカタチを構築することで、社員間・取引先間とのオンライン上でのコミュニケーションを継続し、企業や業界の動きを活性化させることで成長に繋げる従来のMICEの効果面を、コロナ禍でも変わる事無く創出したいと考えております。

 

株式会社サムシングファンについて
『価値を映す』を事業MISSIONとして2003年から動画を活用した価値共有事業を開始。
年間400社、1300以上の動画制作を実施している。ライブ配信サービスを始め東京・大阪ならびに全国でサービス提供可能。
動画マーケティング支援ツールを自社開発し、動画活用の戦略コンサルテーションを提供。社員数46名。

 

株式会社Shinonomeについて
東京理科大学インベストメント・マネジメントから支援を受ける東京理科大学発ベンチャー。全国の提携大学にて、学生向けプロジェクトベースIT教育を提供。
先端技術の実証実験、社会実装やソフトウェア開発、地方創生事業を行っています。

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