今後のホテル展開について
<H.I.S.ホテルホールディングス>
2018/09/27
H.I.S.ホテルホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役会長兼社長:澤田秀雄 以下H.H.H.)による、今後のホテル展開についてお知らせいたします。
2015年3月にハウステンボス(長崎県)にて変なホテルの1号棟がオープンし、2017年3月には舞浜(千葉県)、同年8月にはラグーナテンボス(愛知県蒲郡市)、2018年10月には首都圏に7つ目となる「変なホテル東京 羽田」が、オープンし、計9施設となりました。エンターテインメント性と最新技術のロボットやシステムを活用することで、生産性を向上させた世界一のローコストオペレーションの実現を目指しております。
今後、H.H.H.では首都圏に加え、大阪、京都、金沢、福岡の日本各都市と海外ではニューヨーク、トルコへ世界各国の旅行者をターゲットとしたホテルを開業する計画でおります。首都圏、大阪、京都、福岡等の都市部のホテルにつきましては、海外からの訪日旅行者を含むレジャー観光客層をコアターゲットとし、宿泊特化型に多い1名1室利用の客室比率を下げ、2名以上で1室利用が可能な客室を増やすことを特色としております。
新たな客室の展開では館内外の情報と照明、空調、TV 等のあらゆる客室機器との連動をするタブレットサービス「tabii(タビー)」を設置しております。また、羽田から一部客室ではTVを設置せずに、プロジェクターにて約80インチのスクリーンにてTV・映画を視聴できる「シアタールーム」、クローゼット型衣類リフレッシュ機「LGスタイラー」、レイコップ社開発の布団コンディショナー「Futocon(フトコン)」も導入しております。
また、訪日旅行者に利便性の高いGoogle社の「Chromecast」など最新の設備を導入し、お客様の滞在をより快適にするような試みも行っております。従来のエンタテインメント性の高い「フロントロボット」に加え、先進的で機能的な設備を掛け合わせることで、今まで以上に進化したホテルをお客様に楽しんでいただけるよう取り組んでまいります。
ニューヨーク、トルコのホテルにつきましては、世界各国の旅行者、ビジネス、レジャー層にターゲットを合わせ、当社グループの海外拠点ネットワークを活かして、旅行事業との大きなシナジー効果を発揮することができるように取り組んで参ります。訪日旅行者の予約チャネルとしては、オンラインからの予約だけではなく、H.I.S.グループの海外70か国157都市272拠点(2018年9月27日時点)からの日本への送客力を活用し、H.I.S.グループ内のシナジー効果を最大限に高められるよう連携を強化しております。また、アクティビティ関連などの販売もホテルを拠点に行うなど、グループの強みをさらに活かせるよう取り組むことも行ってまいります。
【新規開業ホテル計画概要】