温室効果ガス削減
観光産業から排出される温室効果ガスは全産業の8~10%を占めていると言われています。私たちは取引先と協力しながら事業活動からの 排出量を削減する取り組みを行うとともに、お客様へのサステナブルな選択肢の提案を行い、取り組んでまいります。

具体的な取り組み
・EVカーの導入(沖縄ホテル(久米島、宮古島)、ベトナム、タイ※1)
・トロリーバスやシャトルバス運行によるレンタカー利用の削減(沖縄、ハワイ、バリ島)
・お客様へのCO₂オフセットプランの提供(エコツアー)
・レンタサイクルを使った国内ツアーの企画・販売
・フィルム型ペロブスカイト太陽電池を用いた実証実験
・アイドリング&スタートシステムの導入によるエンジンカットの実施(九州産交バス、産交バス)
・デジタルタコグラフを活用したエコドライブの推進(九州産交バス、産交バス)
・熊本桜町ビルの冷却塔設備での地下水の活用(九州BMサービス、九州産交ランドマーク)
・公共交通機関の利用促進日の実施によるマイカー利用の削減(九州産交バス、産交バス)
資源・廃棄物への対応

具体的な取り組み
・会議資料、レポート等の社内書類の電子化
・ お客様アンケート、日程表等お客様お渡し書面の電子化
・森を守るFSC®認証コピー用紙の採用
・旅行事業におけるプラスチック製品使用の削減
・宅配用ビニール袋の紙袋への変更
・ アメニティバーの設置によるプラスチック製品の削減(導入率96%)(ホテル)
・環境負荷低減アメニティの採用(HOTEL VISON、旅はた籠ご ヴィソン)
旅行事業における紙類の削減
旅行パンフレットにおいては、Web上で閲覧ができるデジタルパンフレットを整備し、お客様の利便性を高めるとともに、余剰在庫を減らすための最適化を進めることで、FY2023はFY2019比で約75%の削減を実現しました。またお客様へのお渡し書面も電子化を進め、2023年11月からはパッケージツアーの旅行日程表の電子化を行っています(ご要望に応じて書面でのお渡しも行っています)。
今後も、お客様の利便性向上とともに、自然環境への負荷を軽減するためにペーパーレス化を進めてまいります。
実績及び目標
FY2019実績 | FY2023実績 | FY2024実績 | 削減率 (FY2019比) |
FY2026目標 (FY2019比) |
|
---|---|---|---|---|---|
コピー用紙使用量 |
325.8 |
66.7 |
68.2 |
-79.1% |
-70% |
旅行事業におけるプラスチック製品消費の削減
実績及び目標
FY2019実績 | FY2023実績 | FY2024実績 | 削減率 (FY2019比) |
FY2026目標 (FY2019比) |
|
---|---|---|---|---|---|
プラスチック製品使用量 |
25.4 |
5.5 |
3.5 |
-86.2% |
-70% |
環境やサステナビリティについて学ぶ旅の提案
・ハワイ州観光局とのマラマハワイの取り組み(ハワイ)※1
・スタディツアーの企画・実施
わたしたちと服の関係性を見つめなおす旅(タイ)※2
象の保護施設でお世話ボランティア(スリランカ)等
・大自然を体験するエコツアーの企画・実施
・サステナビリティやSDGsを学ぶ団体旅行の企画・実施
・ハワイSDGs海洋環境ボランティアプログラム(ハワイ)
・マングローブ林の植樹プログラム(フィリピン)
・ケアンズ市内にウォーターサーバーを設置し、ツアー参加者にマイボトルを配布(オーストラリア)
・旅するSDGsサイト:地球にやさしい旅の特集(国内)
※2 第8回「ジャパン・ツーリズム・アワード」審査員特別賞受賞(2024)
エコツアー
サステナビリティを考える団体旅行
環境保護、生物多様性の保全
・海洋保護に触れるマラマ・ステーションの設置(HISハワイ法人)
・ビーチクリーンキット無料貸し出しとゴミの回収(HISハワイ法人)
・阿蘇の自然保護と草原保全活動への寄付(KASSE JAPAN)
・長崎・大村湾護岸のボランティア清掃活動(Cross Eホールディングス)
・アジアゾウ保護ドネーションNFT発売
持続可能な未来へ向けての取り組み

持続可能な旅の未来をつくるSAF分野への出資
