コンプライアンス基本方針 「正々堂々」

常に変化する社会の潮流にアンテナを張り、社会の潮目を理解しながら「バランスと倫理観」を持って正々堂々と行動すること。HISグループがステークホルダーの皆様から信頼され続けるために、この基本方針を貫き、一人ひとりがHISグループの顔であるという意識を持って実践します。

組織・運営

リスク・コンプライアンス体制

リスク・コンプライアンス体制図

リスク・コンプライアンス委員会

HISグループのリスクマネジメントおよびコンプライアンスの徹底のために必要な体制を整備し、これらの推進を通じて業務の適正を確保することを目的としたリスク・コンプライアンス委員会を設置しています。当委員会は四半期ごとに開催され、コンプライアンスに関するHISグループ各社からの報告、情報共有、議論を実施しています。

子会社ガバナンス検討委員会

長期的なグループガバナンスの高度化を図る為、子会社統治方針・管理体制の見直しに特化した子会社ガバナンス検討委員会を設置しています。2025年3月に公表した雇用調整助成金受給事案に対する再発防止策の一環として、子会社管理部門の体制や権限の強化及び子会社役員の選任・報酬基準、親会社からの役員派遣基準等の検討を進めています。

リスク管理室

リスク管理室は、リスク・コンプライアンス委員会の事務局としての役割を担います。HISグループ全体のリスクに関する情報を収集し、リスク・コンプライアンス委員会に共有します。発生しうるリスクの洗い出し・分析・評価・対応に係る管理体制の整備や、リスクの顕在化を未然に防止するために関係各署と連携して活動します。また、HISグループ各社において選出されたリスク・コンプライアンス責任者と連携し、各社にコンプライアンスの徹底を促します。あわせて、子会社ガバナンス検討委員会の事務局として、委員会間の連携強化、実効性の向上に取り組んでいます。

内部通報制度

あらゆるリスクを早期に発見し対策を講じることを目的として、各種相談・通報窓口を設け、コンプライアンスや業務環境に関わることなど、幅広い内容に対応しています。社内窓口のほか、専門機関に委託した外部窓口を設けるとともに、相談・通報したことを理由に不利益な扱いを受けないよう、関係者の守秘義務を徹底し、関連情報を厳重に管理しています。それらにより利用者が相談・通報しやすい環境を整え、自浄作用を高めています。

FY2024 コンプライアンス推進活動

活動内容 実績 手段 実施者
リスク・コンプライアンス委員会 開催 4回 対面形式(一部オンライン) 委員会委員
コンプライアンス研修 実施 3回 動画視聴・eラーニング リスク管理室

コンプライアンス関連情報 配信

 ・Monthly Newsletter 

 ・管理職向けメールマガジン

 ・HIS社員向け事例紹介

 

12回

12回

6回

イントラ配信・メール配信 リスク管理室

リスク・コンプライアンス関連情報 共有

 ・グループ内各社からの報告リスト

 ・リスク・コンプライアンス委員会

 

12回

4回

 

リスト提出・委員会報告

委員会後の共有会実施

リスク管理室
コンプライアンス意識調査 実施 1回 アンケート方式 リスク管理室

数値目標(HIS単体)

コンプライアンス研修 実施数 6/年間 受講率 100

事業等のリスク

HISグループのリスクを洗い出した主な項目は下記の通りです。予防策を実施するための体制を整備し、定期的なリスク管理の確認、見直しを行うことにより、リスクの低減と未然防止に取り組みます。
また、グループ全体のリスク管理の観点から、子会社・関連会社からの即時報告および定期的な報告を実施しています。

a. 経済・社会情勢の変化
b. 市場の変化
c. 技術革新への対応
d. 提供するサービスの安全管理・品質管理
e. システム・設備の障害などによるサービスの中断・品質低下
f. 人材の育成・確保
g. 気候変動・環境規制
h. ガバナンス
i. 経理・財務

その他の「ガバナンス」情報