社会貢献活動

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H.I.S.グループのグローバル事業展望

H.I.S.のグローバル経営

世界の国際観光客数11.3億人、年率4.7%増(2014年度)と、世界の旅行需要は拡大を続けています。特にアジアにおいて、中国やタイ、インドネシアなどを中心に、多くの人々が旅行を楽しむようになりました。訪日外国人の数も急増。2013年に初めて1,000万人を超えましたが、2015年は年間では1,900万人以上となることが確実となっています。
こうした訪日外国人の増加やアジア域内の旅行需要の拡大に対して、安全・安心で感動的な旅を提供し、世界の人々の見識を高め、世界平和と相互理解を実現することは、H.I.S.グループの使命の1つです。
H.I.S.グループは現在、旅行業において世界進出国数第1位となる62カ国130都市に200拠点(2015年10月31日現在)を開設しています。このワールドワイドなネットワークを活かし、現地駐在のスタッフならではの最新情報に基づく旅行商品の造成や、航空券、各種チケット、ホテルのスムーズな手配、滞在中のお客様へのさまざまなサポートを行っています。また、訪日旅行についても、受入側のH.I.S.日本が企画するオリジナルのツアーを含めた数多くの商品を、海外拠点を活かして世界各地の人々にダイレクトに伝え、旅の準備や実施に関するさまざまなリクエストにも応えています。送客側も受入側も同じH.I.S.グループであることが、より安心で魅力ある旅を可能にしています。H.I.S.グループは、誰もがもっと自由に世界中の旅が楽しめるよう、今後も海外ネットワークを充実させます。
またH.I.S.グループでは、この海外拠点を有効に活かすため、2015年秋から「グローバルプチ商社サービス」(G.P.S.)を開始しました。これは日本の中小企業が海外におけるビジネスを展開する際に、海外での簡単な調査や支援をするサービスです。日本のH.I.S.が窓口となり、海外200拠点が調査・支援を実施します。まだ海外拠点をもっていない中小企業の、事前の進出計画立案などに役立てていただくことを通じて、日本企業のグローバル展開をサポートします。

垂直統合型事業でシナジー効果を発揮

H.I.S.グループは、国内外の拠点に加え、航空会社、ホテル、テーマパークの各事業を展開しています。同一グループ内で旅行全体をカバーする「垂直統合型」サービスのシナジー効果によって、より自由で楽しく、リーズナブルな旅行を実現しています。グループ会社のアジア アトランティック エアラインズ(HB)は、自由な航空路線の設定が可能な国際チャーター便専門の航空会社として、定期便未就航の都市と都市をダイレクトに結び、新しい旅行需要に応えています。ホテル事業では、2015年5月、バリ島にグループで9番目となる「ウォーターマークホテル&スパ バリ ジンバラン」を開業しました。テーマパーク事業では、ハウステンボスとラグーナテンボスを拠点に、上質な癒しとエンターテイメントを提供しています。さらにグループ内でお客様の情報を共有することで、お客様の要望に沿ったより質の高いサービスをワンストップで提供することが可能です。グループならではの一貫したシームレスなサービスによるスケジュール管理やリーズナブルな価格設定、連携の取れた対応がお客様の大きなメリットとなっています。などに役立てていただくことを通じて、日本企業のグローバル展開をサポートします。
長期的視野で海外へ行く若者を増やしたい
―未来創造室はどのような目的で設置されたのですか?
赤尾 H.I.S.グループとして、社会に貢献できる新たな事業を立ち上げることを目的に、2015年10月に発足しました。旅行分野に限定せず、また従来のビジネスモデルにとらわれずに発想し、実施の体制をつくっていきます。

―具体的には、どんなことをしていくのですか?
赤尾 ハウステンボスでは、発電、ロボット、農業などについての、研究開発や実証実験、商用化を進めています。特にその中でも、すぐに実用化が可能で、H.I.S.グループの拠点を活かせるものとして、電力事業に焦点を絞り、2016年4月にスタートする電力の小売自由化に合わせて販売を始めます。販売にあたっては、店舗網やコールセンター、オンラインシステムなど、H.I.S.グループが所有している幅広いネットワークを駆使していきます。

―電力事業の特徴は何ですか?
赤尾 安定的に供給できる電力を、できるだけ低価格でお届けするということです。将来は、太陽光や地熱など、再生可能エネルギーやクリーンエネルギーを使った電力の販売も計画しており、H.I.S.グループで発電所建設の構想ももっています。

―他にも事業計画があるのですか?
赤尾 すぐに事業化するものはまだありませんが、たくさんのアイディアがあります。「未来創造室」の設立を知ってもち込まれた話もあります。新しいことに挑戦し、事業化への道筋をつけるのが「未来創造室」の大きな仕事であり、提案も大歓迎です。飽くなきチャレンジの精神でH.I.S.グループに貢献していきたいと思っています。