社会貢献活動

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H.I.S.JAPAN<座談会>

今後さらにH.I.S.グループがCSRを推進し、質の高いCSRレポートを作成するため、2016年12月16日に辰巳様にお越しいただき、第三者意見を頂戴しました。以下は、いただいたご意見をまとめたものです。

H.I.S.グループのCSRレポート2017を拝読して

公益社団法人
日本消費生活アドバイザー・
コンサルタント・
相談員協会
(NACS)常任顧問

辰巳 菊子様

本レポートを拝読してまず目にとまったのは、新しい企業理念でした。特に、冒頭の「自然の摂理にのっとり」という文言はすばらしいと感じました。今、私たちが目指す「持続可能な社会の発展」にとって、この言葉はその核心をつくものです。自然の摂理に反することをすれば、持続可能な社会は成り立ちません。創業以来ポリシーとして受け継いでこられた言葉だとうかがい、深い哲学を感じました。グループ全体でしっかりと共有してほしいと思います。
私はエネルギー問題に関心があり、先日、さまざまな先進的な取り組みをされているハウステンボスにうかがってきました。「変なホテル」にも投宿しました。ロボットが働いている様子は見ているだけで楽しく、子どもたちも大喜びで、私自身、童心に返りました。また、本レポートにも報告がありますが、ハウステンボス内では、LED照明による野菜栽培が行われ、太陽光発電システムもさまざまな場所で活躍していました。
気になったこともあります。それはLED照明や電気を貯める蓄電池などについて、あまり詳しい説明が行われていなかったことです。もう少し説明パネルなどを使っても良いのではないでしょうか。
そもそも環境への配慮は、なかなか見えにくいものです。ハウステンボスの先進的な取り組みを、広く消費者に伝えていただきたいと思います。企業と消費者は“もちつもたれつ”の関係にあります。企業がもし、安いことが価値だといい続けたら、消費者もただ安いものを求めるようになってしまいます。逆に企業が、環境に配慮した工夫をしているので、価格はやや高いが、別な価値があるということを示せば、消費者も価格以外の価値について考えるようになります。また消費者が、価値のあるものなら少々価格が高くても購入するという姿勢を示せば、企業も安いだけではダメだと気付くでしょう。企業が消費者を育て、消費者が企業を育てるのだと思います。そういう意味からも、今回はじめて事業所ごとのCO2排出量を算出されたことは画期的なことであり、高く評価したいと思います。
本レポートは、必要な要素を満遍なく、また見やすくまとめてあり、良くできています。社外とのコミュニケーションだけではなく、社内のコミュニケーションツールとしても活用してください。
社員の意識調査での「働きがいポイント」の右下がりが気にかかります。日々の仕事が何のためであり、どういう結果につながるのかを社内で共有することが、働く人の満足度の向上につながります。このレポートをぜひその場として、活かしていただきたいと思います。

第三者意見を受けて

CSR担当役員
坂口 克彦

H.I.S.グループは、旅行事業以外にも事業領域が拡がり、大きくなった組織がよりスピーディーに経営できるよう、攻めのガバナンスを目的に、事業領域別に責任と権限を明確にした新体制を2016年11月1日より発足させました。また、改めてH.I.S.グループの存在意義を示した、新たなグループ理念も策定しました。
上記を踏まえ、今回のCSRレポートではグループ理念の考え方、長期的な経営の方針などをまとめ、各事業現場での活動の状況と、新たに環境への配慮を考え「自然との共生」のテーマを増やしました。
辰巳様には、ハウステンボスでの環境に配慮した活動は大変素晴らしいと評価をいただきました。ただ、もっと入場者の方々に環境教育を目的に、環境活動をアピールした方が良いとご指摘をいただきました。この点については、改善していきたいと思います。
CSR目標としては、今期は@CSR啓蒙活動の強化 ACE/ESの連携強化 B平和活動への積極的な取り組み Cユニバーサル化の推進 D地域社会の活性化 E自然との共生の6つの重点目標で進めていきたいと思います。
私は、CSR活動は企業経営の要だと考えております。今期は、特にお客様への配慮、スタッフの働きやすさにも力を入れていきたいと思います。また、今までの継続性を維持しつつ、新たな取り組みにも挑戦して行きたいと考えております。