社会貢献活動

社会貢献活動

企業価値向上への挑戦

H.I.S.グループは、企業価値向上のため「自然の摂理にのっとり、人類の創造的発展と世界平和に寄与する」というグループ企業理念のもと、人財育成や社会への新たな取り組みを積極的に進めています。

次世代を担う人財育成

海外インターンシップ生の受け入れ
H.I.S.グループでは、旅行業をはじめグループ各社の事業がもつ魅力や意義、さらにそこで働くことの価値を広く知ってもらうため、インターンシップに積極的に取り組み、多くの学生や社会人に業務を体験する機会を提供しています。
インターンシップ生の受け入れは、本社システム本部や法人団体事業部、ならびにベトナムやタイなどの海外拠点において進めています。本社での海外インターンシップ生の受け入れは、本人の職業体験や日本文化の理解にとどまらず、日本人スタッフとのコミュニケーションを通して、国境を越えた相互理解の促進やグローバルな組織風土づくりにも貢献しています。

ベトナムでの研修の様子

また、海外拠点における日本からのインターンシップ生の受け入れは、海外で生活し、その国のビジネスを実際に体験することを通して、観光やレジャー目的の渡航では得ることができない豊かな社会・文化理解の機会を提供するものとなっています。
インターンシップ経験が未来につながっていく

神戸本店
草壁麻衣

学生時代、インターンシップでベトナム現地法人の旅行者の受け入れ業務に携わっていました。現地滞在中のお客様に何かトラブルがあった際の対応や、オプショナルツアーの販売、ホテルの視察等、さまざまなことを経験させていただきました。直接、ご旅行中のお客様をサポートできることが魅力で、お客様が快適に楽しく、安全に滞在できるように「自分がお客様の立場だったら」ということを常に考えながら対応することの大切さを学びました。
この経験は、H.I.S.に就職し、日本で旅行を販売するオペレーターになってからも、お客様のニーズを引き出すための会話などに役立っています。また、現地支店で働く方々を見て感じたスピード感、旅先の魅力を開拓する新たな企画へのチャレンジ精神など、自分の限界を決めずさまざまなことに挑戦することで、よりお客様に喜んでいただけることを学び、今の業務につながっています。
東京交響楽団 H.I.S.グループは、芸術などの文化支援にも積極的に取り組んでいます。代表取締役会長兼社長の澤田が理事長を務める、東京交響楽団への支援もその1つです。
学生へのさまざまな働きかけ
H.I.S.グループでは、早稲田大学にて開講されているLeadership Development Program(LDP)、立教大学にて開講されているGlobal Leadership Program(GLP)のクライアントとして、プログラムの推進に協力しています。両大学のリーダーシッププログラムでは、学部や学年の異なる少人数のグループに分かれ、学生がリーダーシップを発揮しながら、クライアント企業が出題するプロジェクト課題にチームとして取り組みます。H.I.S.グループはテーマを出題し、学生のグループワークにも関わりサポートを行い、プレゼン大会の審査を実施しました。
今年の出題テーマは「10年後の世界がもっと面白いと感じる店舗のビジネスモデルを立案せよ」。H.I.S.グループはこのプログラムに参画することを通じて、新たなビジネスリーダーの育成に寄与すると同時に、多くの学生にH.I.S.グループの理念に触れ、旅の魅力に改めて触れる機会を提供しました。
また、全国の中学・高校・専門学校・大学に対する講演活動を行い、旅行事業の魅力を伝えています。

立教大学でのGLPの様子

早稲田大学でのGLPの様子

社内ベンチャー制度で新規事業を創造
H.I.S.グループでは2015年度から、新たに社内ベンチャー制度を設けました。この制度は、新たな発想で新事業を創造し、H.I.S.グループの事業領域を拡大することを目的としています。同時に、H.I.S.グループスタッフが自らの大きな夢・目標にチャレンジする機会を提供し、自己成長を遂げることを促すものです。特に応募資格は設けず、また、企画内容もツーリズムに関連するものに限らず、広く受け入れることにしており、スタッフは誰でも、自由な発想とアイデアで応募することが可能です。

プレゼンテーションの様子

提案内容は、書類選考を経て役員に対するプレゼンテーションと面接を実施し、採用されたものについては、役員とともに事業化に向けてプロジェクトを進めています。すでに多くの意欲的な企画が提案され、一部は詳細な事業計画作成に移行しています。「長年の夢を叶えるチャンスだと感じた」「アイデアを計画書にまとめる中で、自分の頭が整理できた」といった感想も寄せられ、スタッフの自己啓発や成長の機会としても成果を生んでいます。
世界が認めるビジネスモデルを創造したい

ビジネス
インキュベーション
推進室
稲葉 雄一

インキュベーション推進室では、複数の事業アイデアを新たなビジネスとしてスタートさせるために細部の検討を行っています。昨年、広島で開催されたグローバルシェイパーズの世界平和イベントに参加した時、海外参加者との交流の中で、真の相互理解・交流のためには何が必要なのか考えさせられました。それがきっかけとなり、現地人が主体の事業を実現するため、現地人が旅行者と交流しローカルな体験をシェアする新しいプロジェクトもスタートしています。今後もさまざまな事業を立ち上げ、いずれ、あのモデルをつくったのはH.I.S.グループだと、世界が認めるような革新的なビジネスを創造したいです。

世界平和に資する活動

平和イベントへの協賛
H.I.S.グループは、世界の平和と持続可能な社会の実現に貢献するため、未来創造企業としてさまざまな事業を展開しています。2016年3月に4日間にわたり広島で開催された「SHAPE Asia Pacific 2016」では、ゴールドスポンサーとして大会の成功を支えました。 この大会は、世界経済フォーラムによって組織される33歳以下の若者によるコミュニティ「Global Shapers Community」が、第二次世界大戦終結から70年が過ぎた今、被爆地広島を会場に定めて開催したものです。「持続可能な平和の構築」をテーマに世界37カ国117名が集まり、フィールドワークやパネルディスカッションなどを展開しました。H.I.S.グループは、パネルディスカッションにおいて世界平和の基礎となる相互理解・相互交流に貢献する旅行業の価値や役割についてプレゼンテーションを実施。参加者とともに議論を深めました。

パネルディスカッションでプレゼンテーション

H.I.S.グループ参加者

歴史と戦争に向かい合う旅
H.I.S.グループが実施するスタディツアーでは、戦後70年を超えて戦争を知らない世代が多数を占める中、改めて歴史と向き合い、これからの「平和」を考えるツアーを企画しています。 その1つがアウシュヴィッツを訪問する「ポーランド・オランダ ピーススタディツアー」です。アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所跡地を見学。現地の方々と日本語交流会を開催し、学んだことを語り合っています。

「死の門」と呼ばれるアウシュヴィッツ第二強制収容所の入口

また、ベトナム戦争時の枯葉剤の後遺症に苦しむ子どもたちを保護し、リハビリを行うツーズー病院を訪問するベトナムツアーも実施しています。リハビリに励む子どもたちと出会い、戦争と向き合います。さらに、障がい者支援のNPO団体を訪れ、ベトナムの福祉の現状を学んでいます。 歴史としっかり向き合うことが未来につながると考えるH.I.S.グループは、これからも旅という形でその機会を創造していきます。
シリコンバレーにコワーキングスペースを開設
H.I.S.グル−プは“企業の未来を担う新規事業創出”を目的として、シリコンバレー(Palo Alto)にあるコワーキングスペース“Innovation Factory”(アルティチュード株式会社運営)内にInnovation Centerを開設しました。「Innovation Factory」は、イノベーションの実現に特化し、その成功確度を高める「場」として運営されています。さまざまなカテゴリーや専門分野の人々が集まり、企業の新規事業実現に向けてスタートアップの架け橋となる意見交換・情報収集が日々行われています。ここに拠点を置く企業とともに、新たなパートナー企業として先進的なイノベーションのスタートアップを図ります。

Innovation Factoryの外観

意見交換・情報収集

次世代を担う人財育成 世界平和に資する活動 テーマパーク事業の取り組み

テーマパーク事業の取り組み

新しい観光都市 ハウステンボス
ハウステンボスは、来場者の誰もが楽しめるテーマパークを目指して、さまざまな取り組みを進めています。
その1つとして、新たに「カートタクシー(CART TAXI)」の運行を始めました。手軽なタクシーとして、大人4名までハウステンボス場内を目的地へと送迎します。カート用に新たな舗装路の整備も実施し、広い場内の移動がよりスムーズになりました。
また車いすやベビーカーのレンタルも実施しています。車いす対応化粧室、車いす対応エレベーターも設置しています。
さらに、小さな子ども連れのお客様に対して、場内外15カ所の多目的トイレにオムツ換えシートを、場内外18カ所の女性用公衆トイレにオムツ換え専用のベッドをご用意しました。急に体調が悪くなったお客様に対しては、入国インフォメーションセンター内に「静養室」を設置。
また「メディカルセンター(救護室)」には看護師が常駐しています。
その他、場内でいつでも休憩できるよう無料休憩所と場内ベンチを拡充しました。そして場内をより分かりやすく、目的地への移動がスムーズにできるように、場内中央に位置するアムステルダムシティに新たに中央インフォメーションを設置しました。

ハウステンボスを巡回しているカートタクシー

気軽に休憩できるベンチを設置

感動を共有する ラグーナテンボス
来場者との感動を共有する通年型テーマリゾートを目指すラグーナテンボスでは、施設全体のコンテンツの充実を追求しています。その一環として、2016年7月、バーチャル空間が広がる世界を疾走する次世代コースター「VR※(ブイアール)アドベンチャー(VRA)」を新たに導入しました。この「VRA」は、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着して、コースターに乗車するアトラクションです。コースターの動きに同期するHMDの映像を見ながら搭乗することにより、今までのコースターでは体験できなかったVRならではのリアルな「視覚」効果をプラス。

まるで別世界!のリアルな空間のVRアドベンチャー

進行方向はもちろん、上下左右どこを見てもバーチャル空間が広がります。コースターならではのスピード感を体感しながら、まるで夢のような冒険世界に、本当に自分が存在しているかのような体験を可能としました。
VRAは、さまざまなコンテンツに変更が可能で、随時コンテンツのバージョンアップを行っていきます。
※「VR」とは
バーチャルリアリティ(仮想現実)の略語。人間の感覚器官に働きかけ、現実ではないが実質的に現実のように感じられる環境を人工的につくり出す技術の総称。身体に装着する機器や、コンピュータにより合成した映像・音響などの効果により、3次元空間内に利用者の身体を投影し、空間への没入感を生じさせる
ロボットの王国
ハウステンボスに新たにオープンした「ロボットの王国」は、常設のロボット総合エンターテインメント施設として、日本最大で日本初の施設です。ロボットシェフなど全10種30体のロボットがお迎えする“変なレストラン ROBOT”や最先端のロボットが展示・体験できるミュージアム“ロボットの館”が誕生。

ロボットシェフがお好み焼きを調理中

ショップでは人気を集める家庭用ロボットの展示・販売も行っています。他では体験できないロボットによるエンターテインメントの世界を提供するとともに、実際にロボットに触れてもらう実証実験を通じてノウハウを蓄積。サービス産業におけるロボットの進化に貢献します。